詳しくないけどカメラ(と、文房具)好き

タイトル通り、詳しくはないけどカメラ好きです。文房具も好きなのです。

PARKER DUOFOLD センテニアル

買った。

今年はPARKERで始まり、PARKERで終わるのか。

 

今年のはじめ頃、中屋万年筆店でディオフォールドのインターナショナルを購入してウキウキしておったんですが、まさかのセンテニアルをも今年の終わりも近づいた頃に購入ですよ。自分でも1年のうちにどっちも揃えることになるとは思わんかった。

センテニアル欲しい欲しいとは思っていたんですよね。(インターナショナル買った時の記事参考にして下さいな。欲しい欲しい言ってる。)

ただオレンジ色が可愛いビックレットが良いなぁとは密かに考えておりました。ところがどうだい、インターナショナルとお揃いの黒軸だよ!金具部分がシルバーとゴールドでこりゃ~わかりやすくて良い。

 

そもそもセンテニアル高いし、中屋万年筆で買ったインターナショナルすこぶる満足しておるしまぁ良いかな…となっていんだけども、市内の文具店に一本だけセンテニアルの在庫があるのは確認してたんですよね。

ガラスケースの中に鎮座していたそれは、買う予定もないのに出してもらう程ではなく、ペン先の種類も分からぬまま「まだあるな」「今日も居るな」と文具店を冷やかす度に会いに行くような間柄になっていたのです。今年何回会いに行ったんだろ。

そんな感じでセンテニアルが気になってからこっち、ちょいちょいチェックしておったのですが今週のその文具店…まぁ名前出さない必要も無いし店名書こ。松江ぶんぶん堂さんです。お世話になっております。

そのぶんぶん堂さんが、インスタ更新した際にオリジナルインクを発売されるとの情報を発信されたわけですよ。すわこれは買わねばと写真をスライドして見ておりましたら、万年筆・高級筆記具が10/28~30の3日間だけセールしてるとな!20%~50%オフとな!?
しかもしかも対象がLAMYとPARKER。これはもしやセンテニアル・チャンス!??

居ても経ってもおられず、用事を済ました土曜日午後一番にそそくさと行ってまいりました。しかしいつものガラスケースのPARKER見ても「あ…れ?センテニアルくんが居ない…」

ケース内上段中段下段隅から隅まで見てもやっぱりセンテニアルが無い。これは売れちゃったかな…。がっくり肩を落としながらも、オリジナルインクだけは買って帰るかとガラスケース裏側にあるインクに手を伸ばした時、ガラスケースの横にあるパーカー専用什器に目が止まった。ホラよくある、くるくる回して商品見るやつ。

果たしてそこにはセンテニアルがあったのです!まだあった!良かった~~~!
値札を見ると77,000円の文字、どうやらM字幅らしい。太いかなーでもこれ一本しかないしなー。んが、セールの率はなんと50%オフ!マジで?PARKERが半額なんてことあるの!?いや無い!

さっそく店員さんにお願いして試し書き。なんかちゃんと担当の人を呼んでくれた。

ここは水をつけペン状態での試し書きでした。つけペンだし水だし立って書いてるしで正確な字幅や書き心地は分からなかったんだけど、M字でのつけペンの割には細そうだし普段使いできそう。うん、これは良いぞ。

試し書きしながら担当のお姉さんとちょっと雑談。

 

私)LAMYは何割引きくらなんですか?

店員)全部20%引きですね

 

私)なんで突然こんなセールを?

店員)あまりに在庫が長いのとか…(苦笑)、メーカーの型番が変わるかも?っていうのとかもありますね。

 

私)万年筆扱うの止めるとか?(恐怖

店員)それは無いですw

 

良かった、高級文具はこれからも扱うようです。
やっぱり普通は安くて可愛い文房具を買う人が大半だろうけど、田舎の数少ない高級文具の取扱い無くなっちゃったらツライ。これからもよろしくお願いします。

 

質問してる間も水を付け足し書き書き、うん、良さげ。
ではこれと、オリジナルインクも一緒にお願いしますと無事に半額でセンテニアルがゲットできたのでした。

いや~まさか欲しかったセンテニアルが地元の店で半額で買えるとは思わなかったなぁ~~。めちゃくちゃ嬉しい。

税込み¥77,000.- → ¥38,500.-也。

箱が立派。
でも中屋万年筆で付けてもらった立派な紙袋は付かなかった。店によって違うね。

箱の内側は裏起毛?みたいに布が張り巡らされ、ロゴ部分は箔押しのようになっております。うぅん、この時点でもうかなり格好いい。

 

じゃーん!格好いい格好いいワーイ!

 

羽的なクリップ。

 

天冠もしっかりゴールド。すっかりこのロゴのファンですよ。

 

軸下部の刻印。彫ってあるだけだから肉眼だとほとんど分かんないすね。

 

おフランスです。

 

そして相変わらず謎の製造日刻印。
今回は1L…?IL?誰か教えて。

 

そんで恐怖のキャップ穴あき。これほんとインク乾くの早くならないかヒヤヒヤするんですけど、なんでこの形状なの?なんで公式ページで何も謳ってないの??

 

ペン先大きいんだけど、その分キャップももちろん大きいからこうやって見るとセンテニアルがいうほどの大きさか?って感じる。

 

18Kっす。PARKERのペン先はバイカラーで可愛いね。

 

これが噂のペン先。
値札には確かに「M」って記載してあったんだよ。

 

が、裏側見れば記載は「F」。
Fじゃん細字じゃんwww
私の感覚は間違っていなかった、この子はF字幅でした。まぁ結果オーライです。

 

なるほどコンバータは金色ver.がはいっておりました。
外側の金属部の色に合わせるために金色と銀色のコンバータが存在するのかしら?

 

 

憧れが強すぎたのか、未だインクを入れられておりません。
いつもなら秒でインク入れるのに、なんか緊張しちゃって何のインク入れるか迷ってる。PARKER純正が良いのはわかってるけど黒、青、青黒しかないしそれなら青黒一択。そうなるとインターナショナルと一緒になっちゃうしなぁと逡巡。

 

・・・

しばし時が経ちまして(といっても一日くらい)、やっぱり折角買ったんだからそりゃ何か書きたいよなぁとインクを入れる決意をしました。なんじゃ決意て。
インターナショナルとはちょっと変えたいので

DIAMINE BBのおな~り~~~。

レッフラしなくて良い色なんだこれが。

 

ああ~インクボトルもセンテニアルも佇まいがすごくシックでなんか合うね。
レトロまではいかないけど渋みがすごい。かっけぇ。

 

緊張する楽しい時間。

 

こんなにインクまみれなのを綺麗と思うのは万年筆のペン先だけなのではないでしょうか。

 

書いた。どうせならインターナショナルと比較。

F字幅同士だけど、こうして比べると太さ違う。
センテニアルの方が少し太いね。Mまではいかない太さ。でももしかしてペリカンのFよりも細いのでは?

 

両方使ってみると、センテニアルの方はペン先大きい分なのか柔らかめな印象。手の力を一旦ペン先でクッションのように吸収して書いてるイメージ。

インターナショナルの方は手の力がダイレクトに伝わるイメージ。硬いという訳でもないけど、ピシッと紙面に当てていくというか。

 

それとこうやって見るとPARKERのBBは結構赤が見えるのだな。

 

 

最後にボディの大きさ比較。

インターナショナルのキャップにメンディングテープ貼ってあってごめんだよ。どうしても空気穴気になって貼っちゃってるんだ。

この写真だと大きさあんまり変わらなく見えるから、軸のみアップで撮り直したのがこちら↓

ね、こうやって見ると結構違う。

インターナショナルほせぇ~~っ。

 

天冠部分。これも大きさの違いがわかりにくいので撮り直し。

 

どやっ。

一目瞭然。やはりセンテニアルはでかいのであった。

 

ペン先バイカラーの具合も違うね。

 

左)センテニアル : 右)インターナショナル

センテニアルの方がペン先細く見える気がしないでもない。

 

ただ大きさが違うだけじゃなく、書き心地や重心も違う。どっちもすごく書きやすいのでまた書きたくなるペンが増えてしまいました。

2本とも本当にめちゃくちゃ格好いいな!!