詳しくないけどカメラ(と、文房具)好き

タイトル通り、詳しくはないけどカメラ好きです。文房具も好きなのです。

インク工房

2023年3月、本当に偶然東京行きの用事と重なったので初めて「世界の万年筆展」に行ってきました。今回は14回目の開催だそうです。
ちょうどその日は東京マラソンも開催され、まさにルートどんぴしゃ、無事にたどり着けるだろうかそもそも丸善ってどこの丸善??と田舎者丸出して朝9時半には到着。

一番のお目当てはインク工房だったんだけど、当日予約で良いのかと思ってたらすでにかなりの予約で埋まっててびっくりした。そうか、住んでる人は事前予約っちゅーテがあるもんね。全然考えもつかず先着順だとばかり思ってたよ。

一番早いのは12:40~だったのでそこで予約完了。本当は朝イチで作ってもらって展示見て、他の用事へ移動しようと思ってたんだけどしゃーない。

時間が来るまで普通に丸善内のショップ見たり、万年筆展の展示見たり。見応え十分ですがかなり万年筆自体もここ最近の値上げラッシュに影響され、価格がえらいことに。

 

しかしこれ、当日のチラシなんだけど予約完売がちらほら。

えっ、10万超えなんすけど…すげぇね。

少し試し書きさせてもらって、今まで見向きもしてなかったウォーターマンのカレンが書き心地良かった。
エボナイト万年筆あったり、手作り万年筆見せてもらったり楽しいけどなかなかに手が出せないお値段だなぁとひたすら冷やかしておりました。

予約まで時間が有り余ってたので、丸善の目の前を走る東京マラソン応援してたら猫ひろし見たり、何か食べようとたどり着いたドトールが日曜休みだったりしましたが、ようやく予約時間が迫りいそいそとインク工房へ。

 

そこにはいろいろなネットや雑誌で拝見していた笑顔の素敵な石丸さんが!

写真撮影はNGとのことだったので、作成中の写真は一切ありません。

 

色は漠然と黒系欲しいな、と思ってて「黒に赤が少し混じった色が欲しいです」と伝えたんだけどどうも渋い顔されて「よくそれ皆さん言われるんだけど、そうすると茶色になっちゃうんだよね」とのこと。そ、そうだったのか…。どす黒い血のような色が欲しかったんだけど、出来ないならしゃーない。

青に黒ならさんざん持ってるブルーブラック系になっちゃうし、グリーンブラックも既存でままあるし。でも黒系は外したくないから、あまり持ってない紫ならどうだろ?とお願いしてみました。

それがこちら。ででん!
結構蓋ギリギリいっぱいまで入れてくれた。帰りは飛行機なので手荷物の中にプチプチで包んで持って帰ってよ。漏れませんでした。

 

うっすら紫なのがわかるでしょうか。なかなかいい感じにしてもらえた~。

 

最初に試作した段階でかなり黒寄りで、これはもう一段階紫を強くしてもらったやつ。つけペン状態だともう少し紫っぽかったんだけど、万年筆に入れたら濃く出ますよ、て言われたので紫強めで。結果これで良かったです。

 

インクに名前付けられるって言われたんだけど何も考えて無くて、サポートのお姉さんに黒色の何か作ろうと思ってきたんですけど、なんか良い案無いですか?って尋ねたら

「じゃぁ”黒色の何か”でいいんじゃないですかw」と言われて名前は「黒いろのなにか」になりました。「黒」以外はひらがなが可愛いかなと。

 

帰る前に気になったノートも丸善で買ってったよ。

B6祭りじゃ~~ひゃっは~~~!

最近はAサイズのノートが多くて寂しい。私は色々使ってみた結果、A5では大きすぎるしA6だと少し小さいしでB6が一番好きなサイズということが判明した。なのでB6サイズ作り続けてくれてるメーカー様には感謝しかないです。

そういや羽田のコクヨショップにも行ったけど全部Aサイズだったから買うの止めちゃった。

 

安定のLIFE!

ノートの名前がピスタチオ!罫線がピスタチオ色だからか。

グリーンとか安直に言わないところに愛を感じる。

 

NOLTY!

こちらは何冊も糸かがり製本されてる。
176ページでこの厚みはすごい。

 

 右上にうっすら見えるロゴ。
も~こういうさりげないの好き。

 

MONOKAKI!

こちらも糸かがりが細かい。

 

無地を買ったよ。

 

ついでにノートカバーも。

ノートカバーってなかなかこれ!というのが見つからなかったんだけど、これは中々好きな感じ。

透明で、ノート本体のデザインを邪魔しない。

 

ジッパー部分が安っぽい色でなく、くすみカラー系でおしゃれ。

 

箔押しは大好物です。

 

で、ここのポケットね。よくあるペン差しだとカバンの中に入れたときにペンが傷つきそうで嫌なのよ。そうなると安いペンしか挿せなくなる、万年筆使えないよエーン!となるのが悲しいのでこの形状が一番の決め手でした。

数本入れたり、付箋とか細かいもの入れても見えやすいのが良い。

 

こちら側にも薄いポケット。ここに好きなデザインのカードとか入れたらまた変わって見える。ノート自体のデザイン見たいから多分入れないけど。

 

2冊セットもできるぞ。

 

余裕で蓋止められます。

 

ダイゴーさんのノートカバーでした!

サイトみたらA5版のやつもあったよ。ベージュのジッパータイプなんかもあって割りと珍しいのでは?

 

ネットで今や色々買えるけど、やっぱり店舗で実際に見つけると楽しいし、知らなかった商品を知れたりするから良いね。