実は結構前に手に入れてました。
DELTA HIPPOCRATICA
写真ヘタクソか。
どんくらい前かというと、キャップレス絣の丁度一年前。
そう、キャップレスより前の誕生日にもらったのです。
2013年ですね。もうそんな前か。
こちらは恒例の中屋万年筆店さんで購入。
大分顔も覚えてきてもらいましたよ。
そして最近は「万年筆欲しい」という友達はもれなく「最初の一本なら調整してあって書きやすいペンが手に入る専門店が良いよ!」と連れて行くので自分が買わなくても行く回数が増えた。そん中にはデルタのドルチェヴィータ買っちゃった子も居た。良いなぁ!綺麗だよね!
それはともかく。
こんな高いペンを買ってもらうつもりで行ったでんはないんですよ、そもそも。
ちょっと良い国産のペンにしようかとは思っていたのですが、これ!というのは決めてなかったので、どれにしようかウロウロうろうろ。
そんな時に店主の久保さんが
「これ最近入ったんだよ~格好いいでしょ~!」
とおすすめして下さったのがこのヒポクラティカ。
どうも久保さんはオシャレな万年筆が大好物のようです。それ以外はスタンダードなヤツや、パイロット系がお好きなよう。
ガン見してた陳列棚ではなく、壁に飾ってあったのですっかり見逃しておりました。
何ともデルタらしいデザイン。蛇ですよ。へび!
えぇっと、デルタのページ見ると
ヨーロッパで最古と言われる医学学校(後にサレルノ大学医学部)を設立したとされるサレルノ市と同大学に捧げたコレクション。医学の父ヒポクラテスを全体のモチーフに、胴軸のカラーはサレルノ市の紋章の色目を、クリップには医学のシンボルのアスクレービオスの杖(蛇杖)を、天冠にはヒポクラテスの肖像画が刻印されています。医療に携る人や、健康に興味がある人々に幅広くこだわりの筆記具を使っていただきたい。そんなデルタの想いを形にしたコレクションです。
だ、そうです。
オススメされるまでまったく存在を知らなかったヒポクラティカでしたが、キャップに蛇のインパクトデザインに、握りやすいデルタの恒例太軸、シックな藍色が光に反射すると単一ではない色合いの格好良さ等々に惹かれ、こちらを選択することに。
今デルタのページ見たら税抜き90,000円!てなってますが大分高くなってますね。
この時は確か8万弱だった記憶が。(←買ってもらったので曖昧)
かなりの高額ですが、ここはどーんとプレゼントしてもらうことにしました!(いい年した)子供ですので甘えます!
おまけに頂くインクはモンブランのトフィーブラウンをチョイス。
後々分かるのですが、どうもこのインク、ヒポさんと合わない。何回入れ直しても洗浄しても再調整お願いしても、インクが掠れて出てこなくなる。
これはもう相性でしょう。ということで、デルタにはモンブランインクは入れないことに決めました。
いや、もしかしたら私の手持ちのペンだけの問題かもしれないですよ?
でも何回色々試してもインク出なくなっちゃうので、それならもういっそのことこのカップリングは止めておいた方が精神衛生上良いのではないかと。他にもインク山盛りあるしな・・・。
箱のヒポクラティカシール格好いい。その他は黒でシックなところがぐぅ。
何よりでかくなくて良かった。
J FP
JAPAN FOUNTAIN PEN?(適当。でもファウンテンペンは多分当たってる)
インク付いてました!これ多分黒。
黒インク全く使わないから、この瓶開けてもない。
これは内蓋。かっこぇぇなぁ、デルタ。
ここをぐりっと回して、内蓋を開けます。
このネジまでちゃんとデルタマーク入ってる~。何かに使えないかな。
いらっしゃい!
天冠はいつものデルタマークじゃないですよ!
なんだこれ、格好いい。秘密基地的なシンボルマーク。イー!
杖に巻き付く蛇。
私的には医療というより、幸運の象徴に見えます。日本人だから?
キャップにはHIPPOCRATICAのロゴ。浮き彫りです。重厚感はんぱない。
デルタはハート穴がちょう可愛い。
Fです。
どうしても洋モノはF字が多くなっちゃうな。Mだとちょい太すぎて使いづらいのですよ。
書き心地は、モンブランインクでなければ(笑)するするーっと書ける素直なペンです。ぬるぬるするほどインクが出るわけではなく、ペンの重みと適度なインクの出がちょうど良い。さすが久保さん。さすがデルタ。
ただキャップをきちんと閉めていても少し乾きが早い気がするので、気を付けて使用しています。
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